1月のモットー「清貧」

2025年1月8日
小学校

2004年に環境分野でノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさん。

この方が環境を守る世界共通語として日本語の「MOTTAINAI(もったいない)」を広めることを提唱し、国内外で「もったいない」という言葉が注目を浴びました。『清貧』という言葉にはこの『もったいない』精神が含まれています。

聖ホセマリアは言いました。「真の清貧は、持たないことにあるのではなく、執着しないこと、物に対する支配権を自発的に放棄することにある。だから、実際には富んでいても、貧しい人がいるし、またその反対の場合もある」(『道』632)

「忘れないでほしい、必要なものを少なくする人ほど多く持つ者である。自分から必要なものを作り出してはならない」(『道』630)

つまり、「清貧」は「貧困」とは違います。「貧困」は状態であり、「清貧」は心構え・生き方です。だから、「清貧」は持ち物を丁寧に扱う、良い方を他者に譲る、不便なことを喜んで受け入れるなど具体的な行動に現れます。

しかし、物が溢れる現代社会で『清貧』を生きることは簡単ではありません。だからこそ、まずは日本古来の『もったいない精神』を実践していきたいものです。

カトリックの教えについて、もっと詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。
精道三川台中学・高等学校「カトリックの教え」
オプス・デイ ジャパン「信仰を育む」

本校では、毎日の生活の中で、特に注意して果たしていく徳目を月ごとに決めています。
児童生徒のみならず、教職員も意識し、それぞれの年齢にあった目標を掲げています。
また毎月、学校新聞「たけうま」に教員が交代で、その月のモットーについて書いています。
各月のモットーは、以下の通りです。

モットー
4月 礼儀
5月 敬愛
6月 勤勉
7月 友情
8月 英雄的瞬間
9月 責任感
10月 誠実
11月 秩序
12月 寛大
1月 清貧
2月 剛毅
3月 感謝

学校概要・アクセス ご挨拶 採用情報 寄付のお願い
上部へスクロール
LINE LINE友だち追加