12月のモットー「寛大」

2024年12月10日
小学校

「寛大」は、心が広く、他人の過ちや弱さに対して理解を示し、許すことができる姿勢を指します。
この概念は、他者を受け入れる心の柔軟性と深い共感力を含んでおり、日常生活や人間関係において重要な役割を果たします。
「心が広い」とも言います。

人の心は見えませんが、寛大な人はちょっとした微笑み、優しい仕草、愛情を注ぎ、周りにいる人を幸せにします。
つまり、人の立ち居振る舞いとなって現れるのです。

他人から愛される人は、普段からこの徳を無意識に実行しているのです。

周りを見回してみてください。
身近な所に寛大な人を見つけることができそうです。
ゴミが落ちていたらすぐに拾ってゴミ箱に入れている。
困っている人を見かけたら話しかけ助ける。
手伝いを頼まれたら喜んで果たす。
他の人が楽になるように気遣う。
助けが必要な人のためにお金や自分が持っているものを差し出す。

寛大であることは簡単ではありません。
特に、感情的な状況では、自分自身をコントロールする力が求められます。
しかし、寛大さを実践することで、他の人だけでなく自分自身にも良い影響をもたらします。
心がいろいろな縛りから解放されより自由になるからです。

「あの貧しいやもめがほんの少しのお金を献金箱に入れた時の、イエスの御眼差しの輝きを見ただろう。与えることのできるものを与えよ。功徳は、多いとか少ないとかではなく、与える心にあるのだ。」(道829)

カトリックの教えについて、もっと詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。
精道三川台中学・高等学校「カトリックの教え」
オプス・デイ ジャパン「信仰を育む」

本校では、毎日の生活の中で、特に注意して果たしていく徳目を月ごとに決めています。
児童生徒のみならず、教職員も意識し、それぞれの年齢にあった目標を掲げています。
また毎月、学校新聞「たけうま」に教員が交代で、その月のモットーについて書いています。
各月のモットーは、以下の通りです。

モットー
4月 礼儀
5月 敬愛
6月 勤勉
7月 友情
8月 英雄的瞬間
9月 責任感
10月 誠実
11月 秩序
12月 寛大
1月 清貧
2月 剛毅
3月 感謝

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