〝気まぐれ学級通信〟新三年生編
四月
新年度、新入生、新学期、進級…
それぞれの想いを胸に、新たな年度はスタートした。
始業式
各クラスでは、新しい担任となる教諭たちが、今年一年間の成長を見届ける生徒たちに向けて、抱負を伝えている。
そこで伝えられていた想いを、各教諭にインタビューし、レポートとしてまとめてみました。
※インタビューが出来次第のレポートになるので、学年毎に順を追っての発信にはなりません。ご了承ください。
初回は、
新三年生へ向けて、I教諭からのメッセージ
学級テーマ
〝パズル〟~その個性こそ、君たちの強味~
Q1
〝パズル〟という学級テーマの意味を教えてください?
回答
「正直、個々がそれぞれに色濃い個性を持っています。
その一面だけを見れば、短所が目立つと言われるかもしれませんね。
ただ、みんなずば抜けた才能や、長所を持ち合わせているんです!
意見がぶつかり合うことは日常茶飯事ですが、その分それぞれの特徴を理解しあっています。
1人1人の個性が上手く重なり合った時、とてつもない力を発揮するのが、この学年だと思い、このテーマにしました。
この一年の中で、すごいジグソーパズルを完成させるイメージです!」
Q2
具体的に、生徒たちにどんな声掛けをしましたか?
回答
「2人の生徒に対して、声かけをした内容を紹介します。
彼は人の話をあまり聞かない!というクセがある上、すごいお調子者!
ただ、彼は本がとても大好きで、本と向き合っている時の集中力はすごいんです!
そのギャップが個性!
彼は、気がつくと服装が乱れているという特殊な才能を持っているんです。
しかし、その乱れた服装とは裏腹に、諺の知識量が凄まじい!
とんでもない暗記力を持っているんですよね。
そのマイペースな雰囲気で、名文をスラスラ言う姿には度肝を抜かれます!」
Q3
最後に、生徒たちにメッセージを!
回答
「正直、それぞれの短所を無くそう!とは思っていません。
逆に、際立つ個性がある児童が多いので、とことん伸ばすことに努めていきたいです!
ちょっと語弊があるとまずいので、最後に一言…。
『最低限のルール、約束事に関しては、しっかりと伝え、指導して参ります。』
ただ、個性という名の角を削ぎ落とそうとはせず、将来に役立つ武器になる様に、磨くお手伝いはしていきたいです。」
新三年生 担任との対話より
特任ライター
TAIRA
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