広島原爆に負けず僅か1ヶ月で爆心地820mに咲いた真っ赤なカンナ。
その1枚の写真「焦土に咲くカンナ」から広島で周知活動が始まりました。
2008年広島の小学校で植栽し、育った球根が2009年以降に沖縄、長崎、フランスなど、現在世界16カ国以上の学校や幼稚園、保育園、施設へと引き継がれています。
本校の敷地内に既に咲いているカンナは、2009年に受け取った球根が育った花です。
そして、この度、新たなカンナ・プロジェクトに本校も参加することになり、代表の方から説明を受けました。
もちろん、コンセプトは「平和」。
宇宙飛行士の「地球に国境という線はない」という言葉があるように「宇宙からの視点で地球を捉える」ということ。
来年は、東京オリンピック・パラリンピックも開催されます。
言葉が違う、肌の色が違う、考え方も、環境も、みんな違う。でも違うのが当たり前。
「同じ地球人」として、「出逢う〜つながる〜知り合う〜、違いを知る、認める、想いを馳せ合う、恕す(ゆるす)(ちがいを受け入れる、相手の身になり考える)」ことの大切さを伝えていきたいと思います。
新たに植栽したカンナの花からとれた「種」を宇宙ステーションに一時滞在させ、その後戻ってきた種を「宇宙カンナ」として育てていきます。
【宇宙ミッションの概容】
・2020年1月15日打ち上げ予定(NASAに準じる)。
・ケープカナベラル空軍基地(米フロリダ)から打ち上げ。
・スペースX社ファルコン9ロケット20号機使用。カンナのタネ他、子どもたちの準備した打ち上げるものは全てNASAに送り、ロケットに搭載。
・約1ヶ月、国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士と滞在、帰還。
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