4年生が長崎市中央消防署へ、社会科見学に行きました。
消防署では、煙や消火器、暴風の体験をしました。
毎年、避難訓練を実施していますが、昼間で、しかも煙もない状態であるため、今回の煙の体験は、とても貴重なものでした。
具体的には、「複数ドアがある迷路のような部屋の中を、1回目は明るい状態で、2回目は暗い状態で、3回目は、暗くて、しかも煙を充満させた状態で戻ってくる」という体験でした。
明るい時には、全く問題なく戻ってくるのですが、暗くなるだけで、戻ってくるのに2倍くらいの時間がかかりました。
3回目ではあるものの、暗くて煙を充満させると、さらに時間がかかりました。しかも、消防署の方の話では、部屋を通る時の姿勢が高かったため、「もし、実際の火災現場であれば、全員煙を吸って動けなくなっていた」ということでした。
消火器の体験もよかったのですが、一番印象に残ったのは、暴風の体験でした。
台風情報の時に、「風速○m/秒」とか、「最大瞬間風速○m/秒」といった言葉が出てきますが、その風の強さについて、以前よりもイメージをもつことができると思います。
ちなみに、今回は風速15m/秒、20m/秒の風を体験しましたが、風速30m/秒(大人が歩けないくらいの強さ)まで体験することができるそうです。
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