7月1日(日)、チトセピア ホールで「第37回あじさい劇場」をおこないました。
第37回あじさい劇場開催にあたって
精道三川台小学校では、昭和57年の開校年度から演劇と音楽活動の発表の場を設け、取り組んできました。これらの表現活動を通して、児童たちは様々なことを学んできました。特に、昨今重要視されているコミュニケーション能力、自己肯定感を高めてきました。
実は、文部科学省も平成22年度から「児童のコミュニケーション能力の育成に関する芸術表現体験」を展開しています。では、なぜ芸術表現活動がコミュニケーション能力を育てるのに有効なのでしょうか。それは、芸術表現活動は仲間との協力が必要だからです。自分だけのリズム、発想だけではなく、仲間の思いや考えを取り入れる必要があるからです。また、芸術表現活動では観客のことを意識します。自分は他人からどのように見えるのかを意識することは、自分自身を客観視することであり、他人の気持ちや動きを考える態度を身につけることにもなります。同時に、多くの人の前で演奏し、演じることで、拍手をもらったり、褒められたりする経験は自己肯定感を高め、大きな自信へとつながっていきます。
一所懸命に演じ、演奏する児童たちに心から大きな拍手を贈ります。
平成30年7月1日
精道三川台小学校
校長 廣田 悠二
1年生劇「あらいぐまとねずみたち」
2年生劇「ばけくらべ」
3年生劇「ヒュードロンお化け学校」
4年生劇「粗忽長屋」
5・6年生合奏「大脱走マーチ」「英雄の証」「ハンガリー舞曲 第5番」
多数ご来場、ご観覧いただき、誠にありがとうございました。
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