先日、小学3年生の社会科見学で「歴史民俗資料館」へ行ってきました。
歴史民俗資料館へ行く途中に、爆心地公園があり、原子爆弾が落ちた時の地層が保存されています。
子どもたちは、割れた陶器の器やガラスの破片を見つけ、当時を想像しているようでした。
また、多くの人の平和を求める祈りの象徴として「千羽鶴」があちらこちらに飾られているのも印象深げに眺めていました。
博物館では、明治から昭和初期の日本での暮らしについて説明がありました。
事前学習していた子どもたちは、係りの人の質問にも元気に答えていました。
「まだ電気もライターもなかった頃、どうやって火を起こしていたのでしょうか? “火打ち石”を使っていたんですね、、、それでは実際に火を起こしてみましょう!」
電気が消え真っ暗になった部屋で、実際に火打ち石と鉄をこすり合わせて火花が飛び、綿に火が点き、それを割り箸に移して提灯のローソクに火が灯ると、子どもたちから拍手が湧き上がりました!
その他にも、昔のミシンやアイロン、手巻き時計、ちゃぶ台など、今では見ることができない実物に触れ、昔の生活をリアルに思い浮かべているようでした。
本物に触れた感動が、子どもたちの表情に素直に表れていました。
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