日本醤油協会様からのご案内で「しょうゆもの知り博士出前授業」を開催しました。
講師は島原市の林醤油本店さんの林温子先生と有田博先生。
林先生は九州で女性初の「しょうゆもの知り博士」で多彩なご経歴を持つ先生です。
「しょうゆの香りは何種類?」
ホットプレートの上にしょうゆをたらして、その香りをじっくりかいでみると…。
どんなにおいがしてくるのかな?出前授業は、香りのひみつからスタートです。
「みなさんは、しょうゆが何からつくられているか知っていますか?」
答えは、大豆、小麦、塩の3つ。
大豆は蒸して、小麦はこげないように炒ってから使います。
大豆や小麦の変わっていく実物を見たり、さわったりしながら勉強しました。
大豆、小麦、塩をただ混ぜただけではしょうゆにはなりません。
そのひみつは、こうじ菌というカビの働きによる「発酵」にあります。
「諸味(もろみ)はどんな味?」
原料とこうじ菌を混ぜ、食塩水でしこんだものを「諸味(もろみ)」といいます。
「諸味」と「諸味をしぼった生のしょうゆ」と、「お店で売っているしょうゆ」は、どんなふうに味が違うかな?
実際に味見もしながら、しょうゆのおいしさのひみつを学びました。
300種類以上(ローズ、バニラ……)の香りのする、香りも味も深い非常においしいしょうゆでした。
質問も多く出ました。
最後に児童代表がお礼の言葉を述べました。
NBCさんの取材も入りました。
林先生、有田先生、遠いところご来校いただき、そして深い学びをありがとうございました。
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