11月8日に開催されました長崎市小学校音楽会に本校の5・6年生で出演しました。
昨年度は出演児童のみの開催でしたが、今年度は観客ありの演奏会でした。
演奏曲は『ONE PIECE』。
各楽器の力強い音、大海原での航海をイメージさせるスピードが演奏の鍵でした。
テーマソングだけでなく、曲の途中にはAdoの「新時代」も加え、スピード感を持たせる楽曲となっています。
この楽曲は、各楽器の見せ所が沢山ありソロもありました。
6月に行ったあじさい劇場も含めると長い間、合奏に取り組んできました。
吹奏楽部なのでは?と思うくらい、子どもたちは日々音楽漬けの生活を送っていました。
一人ひとりの音楽の技能・知識も増えました。
何より合奏に対しての意識があがり、練習に取り組みました。
互いに声をかけ合い、合奏準備・後片付けも素早くできるようになりました。
個人練習では子どもたち同士が「少し合わせよう」とすすんで同じ楽器で練習したり・・・。
違う楽器でも一緒に練習したりしていました。
音楽を通して児童間でのコミュケーションも増えました。
「なんか音小さい?俺の音聴こえる?」
「そこはもっと速くても良いと思うよ。」
など話していて、感心していた矢先・・・・
「先生、曲がかわるところテンポ感が掴みづらいです。」
「予備拍は4じゃなく2でいけます。」など、
各々積極的にアイデアを出し合うようになりました。
子どもたちが納得するまで、何度も試行錯誤・・・・。
音楽づくりはやっぱり楽しいですね。
発表当日は、リハーサルなしの一発本番。
ですから日頃からの準備が大切です。
いかに本番を意識した演奏、
そして演奏前後の動きや会場の様子など、
以前の卒業生の演奏を基にみんなで確認していきました。
小音会当日、午前中子どもたちは通常授業。
準備等、自分たちで全て行いました。
会場で彼らが緊張した様子だったら「大丈夫、大丈夫」と言って安心させなければいけないと思っていました。しかし・・・・
いつも通りの表情で何故か安心しました。
いざ、舞台に立つと表情・空気感が一変。
『やってやるぞ!!』の表情でした。
曲が始まると緩急のついた演奏、各楽器の音が会場全体に響き渡りました。
やはり日頃の練習の賜物。
練習は嘘をつかないですね。
「彼らにしかできないONE PIECE」を披露でき、大成功。
音楽活動はこのような本番を通して成長することができ、皆様のから拍手をいただくことで財産となります。そして何事も準備(練習)が大切だと経験することができます。
この経験を様々な場面で活かしてほしいと思います。
Facebookコメント