本校の小中高家庭科を指導しており、かつ「厚生労働省アレルギー疾患対策推進協議会委員」である益子美沙子先生より、1年生の生活科学習と5年生の学活の中で、食物アレルギーについての講座をしていただきました。
まずは1年生です。
主に使った教材は
ピアサポートF.A.café さんの入園入学マニュアル
https://www.facafe.org/famanual
デジタル絵本はナレーション付きのデータを使いました。
集中して見てくれて、その後の質疑応答が大いに盛り上がりました。
最後に「アレルギーピアサポーター認定書」を渡すと、児童たちは大喜びで誇らしげでした。 データの中にはアレルギーに関するポスターも添付されており、わかりやすく、使いやすいものなので教室掲示しています。
みなさん今日学んだことをしっかりと生かしてくださいね。
次に、5年生に、同じく益子美沙子先生より、食物アレルギーについての講座をしていただきました。
熱心に聞き、クイズにもたくさん答えました。
主に使った教材は
・NHK for school u&i
「嫌いだから食べてくれないの」
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005190175_00000
主な内容としては
・転校してきたユウくんはアイちゃんからのプレゼントをもらって困っていた。
・アイちゃんはプレゼントを嫌がられショックだった。
・ユウくんは「ぼくには食物アレルギーがある」と転校の挨拶で言っていた。
・食べものの好き嫌いとアレルギーの違い。
・エピペンとは。
担任との事前の話でエピペン(アナフィラキシーなどの症状が出た時に使用し症状が悪くなるのを抑えるための補助治療剤)の話も出て、エピペンの動画を見て「エピペントレーナー(エピペンのデモンストレーション用)」を使用し自分に打つことも体験しました。
まとめとして、アレルギーについて大切にして欲しいことを話しました。
・アレルギーをもっている友達がまわりにいたら、気をつける。
・アレルギーが体の中に入らなければみんなと変わらない。
・アレルギーのある人はみんなと一緒のものが食べたいこともあるし、その場合アレルギーのない人 に対して「いいな」と感じている。
・親は給食のメニューをチェックし、アレルギーの 出ない食品を使ってお弁当を作ったりしている。
・違うものを食べることを、お互いに認め合おう。
特に「好き嫌いとアレルギーについて」しっかりと伝えることができたかと思います。
みなさん今日学んだことをしっかりと生かしてくださいね。
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