2月4日は、1年生の生活科で豆まきをしました。
日本の伝統行事として大切にされている「節分」と「豆まき」。
節分とは文字通り節(季節)の分かれ目。
昔は立春、立夏、立秋、立冬、それぞれの前日のことを節分と言っていましたが、現在では立春(2月4日頃)の前日を節分といいます。
節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式。
本校では、日本の伝統行事を大切にしながらも、そこにカトリック的な意味を添え、教育の中に生かしています。
聖書に次のような箇所があります。
『人から出るもの、これが、人を汚すのです。 内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、 姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、 これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。』(マルコの福音書7:20~23)
単に、身に降りかかる病気や災害を追い払うのではなく、自分の心の中にあるいろいろな
心の中の鬼(悪)を見つけ、追い出し、すっきりとした気持ちになろうということです。
鬼になった時は、作った鬼の面をかぶり、限られた範囲で豆に当たらないように逃げます。
逃げる鬼は、すぐに豆に当たってしまう場合もあれば、巧みに豆を交わしながら最後まで逃げる鬼もいました。
さて、心の中の鬼(悪)を見つけ出し、追い出すことはできたでしょうか?
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