6年生が伊王島へ地層観察実習に行きました。
数日寒さが続きましたが、この日は日差しが強く暖かい一日でした。
まず、香焼運動公園内になる展望所から長崎港口に浮かぶ島の地層を観察。
約4000万年前の地下に広がる堆積岩の地層のつながりを想像します。
第2の訪問地は西の浜。
ここでは砂岩の中にカニの巣穴の化石であるサンドパイプが見られます。
全員が採集することができました。
第3の訪問地はメインの畦の海岸。
鬼の洗濯岩のようなケスタ状の地形が広がる層をハンマーでたたいて行くと、貝の化石や珪化木(化石化した木材)などが出てきます。
※「ケスタ」とは、「硬軟あるゆるやかに傾いた地層が侵食された地形」のこと
今年は、フミ貝・蛤・巻貝などが取れました。
新種のサメの歯をねらい、化石に自分の名前を付けてもらうことを夢見て探し回りましたが、残念ながら今回は見つけることはできませんでした。
たくさんの化石をお土産に満足した顔で帰路に着きました。
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