10月のモットー「誠実」

2025年10月1日
中学校小学校高校

「先生、△△君に悪口を言ってしまいました!」

「先生、○○を持ってくるのを忘れました!」

時として、誠実に悪いことを言ってしまった、してしまったと正直に報告にくる児童がいます。
どうしてそうなったのかを聞いてみると、何らかの理由があったのだけれど、自分にも落ち度があってそうなったので自分の責任です、とのこと。

誰しも完璧な人はいないのですから、時として言動で失敗をしてしまいます。
そんな時、自己の言動を振り返り、どこがどんなふうに悪かったのかを糾明し正そうとするためには勇気が要ります。

私たち一人ひとりは少なからず欠点や弱さがあり、時として神様や周りの人に対して罪を犯し傷つけてしまう惨めさを抱えています。
そういういたらない自分と同時に、神様の無限の愛の偉大さに心打たれ、助けを祈り求めることができる偉大さも自覚することができます。

一人ではできなくても、全能・永遠、変わることのない神様の助けを祈り求め、POSSUMUS(神様と一緒だから私たちはできます)の精神で乗り越えることができるのです。

先ずは私の心の隅々までもご存知の父なる神様に対して誠実になりましょう。
神様との関係において、勇気を持って誠実に向き合う心を持ち、神様の助けを求めながら一緒に取り組んでいくことができれば、心は平安で満たされることでしょう。
「喜びがないというのか。ちょっと考えてみよう。『神とわたしの間に何か妨げがあるからではないだろうか。』たいていの場合、当たっているだろう。」(道662番)

カトリックの教えについて、もっと詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。
オプス・デイ ジャパン「信仰を育む」

本校では、毎日の生活の中で、特に注意して果たしていく徳目を月ごとに決めています。
児童生徒のみならず、教職員も意識し、それぞれの年齢にあった目標を掲げています。
また毎月、学校新聞「たけうま」に教員が交代で、その月のモットーについて書いています。
各月のモットーは、以下の通りです。

モットー
4月礼儀
5月敬愛
6月勤勉
7月友情
8月英雄的瞬間
9月責任感
10月誠実
11月秩序
12月寛大
1月清貧
2月剛毅
3月感謝

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