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理事長挨拶

私たちの希望は、一人ひとりの子どもたちの才能を引き出し、最高のレベルにまで高め、皆が真に自由な人になることです。

本校の創立者である聖ホセマリアは、若い人たちの教育に携わる人々に向けて、次のように言われました。『あなたたちは二つのことを生徒たちが身につけるよう導く必要があります。すなわち、彼らが自分の人生の主人になること。そして、彼らが自らの自由の主人になること』

自分の人生の主人になるとは、周りの悪い雰囲気や流れに引っ張られないということ。これは本校の校訓である《POSSUMUS(ポスムス)》(=私たちはできます)と密接な関係があります。《POSSUMUS》とは自分ひとりで努力さえすれば何でも実現できるという意味ではありません。《POSSUMUS》とは、神の助けと人々の協力があるならば、偉大なことができるという意味です。また、たとえすべての計画が自分の思い描いたようにできなかったとしても、その挑戦は必ず価値のある何かを残すということ。ここに、幸せな人生を送るヒントがあります。

一人ひとりが自らの自由の主人になるとは、自分で決心し、実行したことの結果を自分のものとして受け止めるということです。
これは失敗しない、間違わないということを意味しているのではなく、失敗も間違いもやり直すことができるということを教えています。これが本校のもう一つの校訓《自由と責任》の意味です。

精道三川台の教職員は、《POSSUMUS》《自由と責任》を合言葉に教育にあたってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

理事長:メダルデ・イグナシオ

中学高等学校校長挨拶

1981年の開校以来、精道三川台は「全人格的な成長を促し、本当の幸せを知り、味わい、人々にその幸せを与えることのできる人間の育成」という建学の精神のもと、世界に羽ばたいていくことができる人の育成を行ってまいりました。

本校の精神的な創立者である聖ホセマリア・エスクリバー神父は次のようにおっしゃいました。

「偉大な聖性とは、各瞬間の小さな義務を成し遂げることにある」【道817】

また、

「知恵のある賢い人になり得る人がそうならないことを、私たちは許さない」【道332】

とも言われました。これはアカデミックなこと(学習面)に限ったことではありません。

生徒たちがその瞬間その瞬間を全力で過ごしていき、『本当の幸せ』を知り、味わうことができるように、教職員一同、並々ならぬ熱意と使命感であたっております。

「圧倒的な個への関わり」を実現する『学級指導』や『個人指導(メンター)制』、学習・各種活動の両立を図るだけでなく、個人的な活動を応援するスローガン『三兎を追え』、生徒たちの将来への道標となる『毎月のモットー』、世界へ羽ばたく足ががりとなるであろう世界中に展開する姉妹校との交流などなど、各瞬間の小さな義務を成し遂げる様々な機会、つまり、やるべきことが見えてくる機会・主体的に取り組む機会を生じさせる取り組みを通して、生徒一人ひとりの成長を支えてまいりたいと存じます。

中学高等学校校長:福田 道夫

小学校校長挨拶

本校のグラウンドに立って見回せば、緑の山々に囲まれ、四季折々の花が咲き、色々な生き物にも出会える、静かで自然豊かな、少しホッとできる環境があります。そして、毎朝、お祈りから一日が始まり、友達と関わり合いながら過ごします。

精道三川台小学校は創立43周年を迎えます。これまで受け継がれている学園の自由な雰囲気は今も変わりません。ですが、子どもたちがこれからの時代を生き抜いていく力を育むために教職員も学び続け、建学の精神のもとに、男女別学教育、小中高一貫教育・縦割り教育、宗教教育、異文化交流体験、探究学習、基礎学力の定着など、多彩な教育活動を実践しております。子どもたちが個性を最大限に伸ばし、自己の強みを知るための、とても大切な6年間だと考え、ひとり1人を支えてまいります。

小学校校長:溝田 勝

建学の精神

カトリックの教育理念に従って、全人格的な成長を促し、本当の幸せを知り、味わい、そして、周りの人々にその幸せを与えることのできる人間の育成

カトリックの教育理念は、人間を神の似姿として尊い存在と捉え、知性・意志・感性・良心のすべてを育む「全人格的な成長」を目指します。これは真理を探求し、善を選び取る自由と責任を成熟させる教育です。人は日々の生活や仕事の中で、愛を込めて自らの務めを果たすことで、神との一致に近づきます。そうした営みの中にこそ「本当の幸せ」があり、それは感謝と奉仕の心に支えられています。教育はまずその幸せを自ら味わい、次に周囲の人々に分かち与える力を育てるものです。制約のない自由ではなく、愛に根ざした「実りある自由」を生きる人間を育てることが、社会全体の善にもつながります。精道学園の教育は、こうした人間形成を通じて、希望と責任をもって生きる人を育てる営みなのです。
本学園の創立者聖ホセマリアの教育観は、カトリックの人間観に深く根ざしており、「日常の中で聖性を生きる」という彼の中心思想が、教育にも力強く反映されています。

「偉大な聖性とは、日々の小さな務めを忠実に果たすことにある」と聖ホセマリアは語りました。この言葉が示すように、日常の一つひとつの行動が、人格形成の重要な土台となると私たちは考えています。

  • 知性の育成

学問を通じて真理を探究することは、神の創造された秩序を理解する営みです。聖ホセマリアは、知的怠惰を戒め、「知恵のある賢い人がそうならないことを、私たちは許さない」と書きました。学びを通じて、自らの使命を発見する力を養うことを重視しています。

  • 自由と意志の鍛錬

「自由とは、より善いものを選び取る能力である」という考え方に基づき、誘惑に流されず、責任ある選択ができる人間力を育てます。自由と責任の関係を意識しながら、自立した人間へと導くことが精道学園の使命です。

  • 奉仕の実践

本当の幸せとは、自分中心の楽ではなく、他者を幸せにすることによって得られる喜びです。愛と奉仕に生きる姿勢は、カトリックの教育理念の核心です。

  • 家庭と学校の協働

聖ホセマリアは「教育は家庭と学校の協働によって成り立つ」とも語りました。精道学園では、この理念に基づき、生徒だけでなく家庭とも深く関わりながら、豊かな対話を通して成長を支える教育を大切にしています。

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